施設長・管理職に求められる「企画力」
公開日:
2026年07月27日(月)
更新日:
2026年07月27日(月)
施設長や管理職に求められる企画力とは、利用者のためのイベントを企画することだけではありません。
これからは、職員一人ひとりが輝ける場を企画する力も必要ではないでしょうか。
中途採用の職員は、それまでにさまざまな社会経験を積んでいます。
例えば、調理師、美容師、スポーツインストラクター、営業職、事務職、販売職など、介護や医療以外の仕事で培った知識や技術を持っている方も多くいます。
しかし、入職後は「介護職」「看護職」という役割だけで見てしまい、その人が持つ経験や強みを活かしきれていない職場も少なくありません。
例えば、美容師の経験がある職員には、利用者のヘアケアや身だしなみを担当してもらう。調理師の経験がある職員には、お弁当づくりや行事食を企画してもらう。
スポーツインストラクターの経験がある職員には、体操やレクリエーション、職員研修を担当してもらうなど、その人だからこそできる役割をつくることができます。
こうした取り組みによって、職員は
「自分の経験が役に立っている」
「自分だから任せてもらえた」
と感じることができます。
この
「自分の存在価値を感じられること」は
大きなやりがいとなり、
仕事への意欲や定着にもつながります。
もちろん、
「忙しい」
「手間がかかる」
「反対する職員がいるかもしれない」と感じることもあるでしょう。
しかし、職員の個性や経験を活かす仕組みは、最初から大掛かりなものである必要はありません。
まずは一人の職員の強みを活かす企画を、一つ実践してみることから始めてはいかがでしょうか。
職員一人ひとりの経験は、施設にとって貴重な財産です。
管理職の仕事は、人を管理することだけではありません。
職員が輝ける舞台を企画し、一人ひとりが
「この職場だから働き続けたい」と思える環境をつくることです。
その企画力こそが、職場の魅力を高め、離職防止につながっていくのではないでしょうか。
