サッカーワールドカップから学ぶ、人間関係改善のヒント
date_range
公開日:
2026年06月28日(日)
replay
更新日:
2026年06月28日(日)
2026年6月28日(Sun)離職防止コラム
介護・医療の現場では、「人間関係」が離職理由の上位に挙げられます。
では、人間関係は本人同士の性格だけが原因なのでしょうか。
実は、心理学では人間関係を「システム(仕組み)」として考える視点があります。
例えば、サッカーのワールドカップ。
強いチームは、優れた選手が集まっているだけではありません。
選手同士の連携や役割、監督の声かけなど、チーム全体の仕組みが機能しているからこそ、力を発揮できます。
職場も同じです。
人間関係は、一人の問題ではなく、チーム全体のシステムなのです。
例えば、二人の職員が対立すると、多くの場合、その関係は二人だけでは終わりません。
「○○さんはどう思う?」
「あなたはどっちの味方?」
このように、第三者を巻き込み、三角形の人間関係が生まれやすくなります。
これは、心理学では「三角関係(トライアングル)」として知られる現象です。
だからこそ、管理者は「誰が悪いのか」を探すのではなく、
「今、このチームではどんな関係性ができているのか」
という視点を持つことが大切です。
ほんの少し座席を変える。
担当を変える。
話し合いの場をつくる。
こうした小さな介入だけで、チーム全体の空気が大きく変わることも少なくありません。
離職防止とは、人を変えることではありません。
職場という「システム」を整えること。
その視点を持つだけで、人間関係は驚くほど改善することがあります。
