求人広告を出しても応募が来ない施設の共通点
公開日:
2026年06月10日(水)
更新日:
2026年06月10日(水)
求人広告を出しているのに応募が来ない」
介護・医療・福祉事業所の採用担当者から、このような悩みを聞くことがあります。
もちろん、人手不足の影響もあります。しかし、応募が集まらない理由を人手不足だけで片付けてしまうのは少し早いかもしれません。
私が感じる大きな原因の一つは、「自分たちの施設の特徴を把握できていないこと」です。
採用担当者に施設の強みを尋ねると、「給与は地域平均くらいです」「福利厚生は普通です」という回答が返ってくることがあります。
しかし、求職者は給与だけで職場を選んでいるわけではありません。
「認知症ケアを学びたい」
「利用者さんとじっくり関われる施設で働きたい」
「チームワークの良い職場で働きたい」
「看護師や介護士との連携を学びたい」
このように、それぞれ働きたい理由や理想があります。
だからこそ、施設側も「私たちの施設は何が強みなのか」を改めて考える必要があります。
例えば、
職員同士の仲が良い
新人教育に力を入れている
離職率が低い
利用者との関わりを大切にしている
多職種連携がしやすい
子育て世代が働きやすい
こうした特徴は、普段働いている職員にとっては当たり前になっていることがあります。
しかし、他の施設から見れば大きな魅力かもしれません。
求人広告を作る前に、一度職員へ聞いてみてください。
「うちの施設の良いところは何ですか?」
意外な答えが返ってくることがあります。
応募者は給与だけを見ているわけではありません。
「ここで働いてみたい」
「この施設の考え方に共感できる」
そう思える職場を探しています。
まずは自分たちの施設の魅力を見つけること。
そして、その魅力をしっかり伝えること。
それが応募者との出会いの第一歩になるのではないでしょうか。
求人広告の作り方を変える前に、まずは自分たちの施設を見つめ直してみることが大切です。
どの施設にも、それぞれの魅力や強みがあります。しかし、日々働いている職員にとっては当たり前になってしまい、その価値に気付けていないことも少なくありません。
応募者は給与だけを見て職場を選んでいるわけではありません。
「ここで働いてみたい」
「この施設の考え方に共感できる」
「自分が成長できそうだ」
そう感じられる職場を探しています。
自分たちの施設の魅力を見つけ、それをしっかりと伝えることが、採用改善の第一歩ではないでしょうか。
コハルケア教育研修センターでは、介護・医療・福祉事業所を対象に、離職防止や定着率向上に関する研修を行っています。
また、研修を通じて施設の強みや魅力を見つけ、職員が「この職場で働き続けたい」と思える環境づくりのお手伝いも行っています。
人手不足が続く時代だからこそ、採用だけではなく「選ばれる職場づくり」について、一度考えてみてはいかがでしょうか。
